INTERVIEW
代表取締役社長インタビュー
ビジネスの根本は「人」。
だからこそ「人」に
こだわり続けます
代表取締役社長/山中 裕貴
求める人物像
ビジネスは「モノとモノ」ではなく、「人と人」であると私たちは考えています。
まず、テクノのスタッフ(人)とお客様が出会い、関わることで信頼関係が生まれます。そして、テクノという会社を気に入っていただけたら、「製品を購入しよう」となるでしょう。その後、サポートやサービスを提供しながら、お客様からの信頼・信用を積み重ねていくことで長いお付き合いになっていきます。そのため、「人」が根本であり、当社で働くスタッフを【人財】と捉えています。
私たちが求める人物(人財)像とは、お客様のことを常に考え、気が利く人。また、技術力や知識を深めるための努力を惜しまないといった基本を大事にする人です。自分がそれに当てはまるかの判断は難しいかと思いますが、過去にスポーツや趣味に熱中した経験がある人や、周りの空気に敏感な人は当社にマッチする傾向があるかもしれません。
逆に、「私は特定分野だけのスペシャリストになりたい」という方は合わないかもしれません。もちろん、モーションコントローラにおけるスペシャリストになっていただく必要はありますが、関わる周辺知識・技術に対しての理解も必要になるため、点(部分的)ではなく面(全体)を見ることができるゼネラリスト思考の方は向いていると思います。
入社した方に期待すること
私たちは、少数精鋭企業ながら30年以上、FA(※1)業界におけるモーションコントローラをご提供してきました。お客様は時代ごとの最先端の設備を導入しており、テクノが関わった装置は日本だけにとどまらず世界中で活用され、多種多様な生産物を今この時も生産しています。私たちはそんな装置の根本ともいえるモーションコントローラ開発に携わっていることに自信と誇りを持っています。
ご縁があって入社された方には、世界中の人々に貢献できているという自負を常に持って仕事に臨んでいただくとともに、お客様や協力会社、社内メンバーと一緒にモーション制御の技術力アップを目指していただけることを期待しています。
テクノへの就職をご検討の方へ
テクノは、先代の山中守が昭和63年に工作機や産業ロボットを制御する、いわゆる「NC技術(※2)」を多様な自動機に活用していただきたいという想いで立ち上げた会社です。「NC技術」を根幹に、幅広く装置メーカーの差別化を推進することで「オンリーワン」を目指してきました。その結果として、日本有数の大手企業から仕事のご依頼をいただくなど長きにわたるお付き合いができています。当然、当社スタッフの飽くなき探求心と努力によってもたらされるものです。
また、テクノのスタッフ(技術者)は大企業ではできないことを多く経験できます。
大手企業の場合、役割分担により部分的な業務になってしまいがちで、技術者は全体ではなく局所的な仕事を任されることがほとんどです。
しかし、当社のスタッフの場合、お客様との出会いから課題抽出、検討、提案、開発、試運転、サポートという全てに関わることが可能です。
自分が作り上げたモーションコントローラでお客様に喜んでいただき、お客様の事業の付加価値に繋がっていることを体感できる。その分、ハードルは高いと思いますが、10年後、20年後を見据えた、やりがいのある仕事がテクノにはあります。今までFA業界に携わっていた方、携わっていなかった方、私たちの仕事に興味を持っていただいた方は是非当社の門を叩いてください。テクノの10年先、20年先の中核となる方をお待ちしています。
(※1)FA…ファクトリーオートメーション。工場における生産工程の自動化システム
(※2)NC技術…数値制御(NC)による精密・緻密な装置制御
INTERVIEW
先輩社員インタビュー01
仕事も就職活動も
ご縁を大切に
社員/2001年入社 野崎 兼知
現在の業務内容は?
- 自社のモーションコントローラ内ソフトの設計・開発・改造
- 購入済みユーザーへのサポート
- 新規問い合わせ客に対しての検討・提案・とりまとめ
私の業務は、新規や既存のお客様への提案・設計と、既存のお客様のサポート対応です。新規のお客様の場合は、お問い合わせいただいた内容に基づいてヒアリングを行いながら、お客様の課題や要望を把握することから始まります。それをベースに、当社のラインナップの中で最適な製品をご提案しますが、お客様のご要望を満たす製品が当社にない場合は、オリジナルでのソフト設計・開発も手掛けています。既存のお客様の場合はフォローも担当しているため、1から10まで幅広く対応しています。
入社のきっかけ・決め手は?
元々、将来はロボットの設計・開発に携わりたいと考えていました。そういう動機から大学を選択し、卒業後も学んだことを生かせる就職先を探していたところ、ありがたいことに大手企業数社から内定をいただきました。しかし、大手企業の場合、仕事の役割分担が明確になっていますし、特に新人は希望の仕事に関われるかどうかも分かりませんので、正直迷っていました。
そんなとき、大学の掲示板にテクノの求人募集を見つけたのです。これも「縁」だと思い、面接を受けました。テクノは、今まで受けていた大手企業とは異なり、全体的なところから多方面にわたって業務に携われるのではというイメージが持てました。
また、大学で研究していた内容を活かせるうえ、深めていけそうだったことも大きく影響しました。決定打となったのが、代表面接の際に「テクノに入社した場合、10年後にエンジニアとしてどう成長できるか」という具体的な話ができたことです。自分が一生続けたい仕事を探すという信念で就職活動していたので、「テクノなら面白い仕事がきっと続く!」と思いました。
入社前と入社後で感じたギャップは?
大学の研究室では、プログラミングや電子回路設計を行っていましたので、入社後もそれなりにできるはずと天狗になっていたところがあったと思います(笑)しかし、実際はプロの仕事に求められる精度やスピードなどのレベルが想像以上に高いことを知って驚き、打ちのめされました。また、お客様へのヒアリングから現状理解、とりまとめやご提案までには多方面の知識を基にした検討・打ち合わせを必要としますので、日々勉強でした。しかし、この総合的な知識や経験の積み重ねがエンジニアとしての幅や深みを生むのだと分かったとき、面接の際に代表にかけられた言葉を思い出しました。
仕事でのエピソードを教えてください
一番印象に残っているのは、海外で使用されるロボットの開発(お客様のご要望でロボット出荷先の海外工場での試運転業務)に携わったことですね。実は私自身、そのときが人生で初めての海外でした。当然、海外で仕事をするのも初めてだったため、環境の壁に大変苦労しました。
しかし、自分の設計したものが海外の工場で、しかもそれが何百台も動いているという状況を目の当たりにしたとき、自分の仕事がどういう役割を担っているのかを実感することができました。また、社会に対してどう貢献しているのかを目の前にすることで、責任の重大さや準備の大切さを痛感するとともに、格別の達成感を味わうことができました。この経験は社会人としてもエンジニアとしても
得るものが大変多く、今の私の礎になっていると思います。今では、早い段階でこのような経験(仕事との縁)ができたことに感謝しています。
ある日のスケジュール
-
- 8:30
- 出社
-
- 8:30~9:00
- ミーティング
-
- 9:00~12:00
- 社内打ち合わせ
-
- 12:00~13:00
- ランチ
-
- 13:00~19:00
- 設計業務、顧客対応
※翌日の業務確認を行い帰宅
テクノへの就職をご検討の方へ
たくさんの情報の中から自分に合った仕事に出会うことや、興味があることを仕事にするのは容易ではありません。一方で、興味があることを仕事にすることに対して、いろいろな意見もありますが、モチベーションの維持や集中力の高まりを考えると、メリットは大きいといえるでしょう。仕事(お客様との出会い)も就職活動も「縁」だと思います。私の場合、就職活動でのテクノとの「縁」が自分の興味あることを仕事にすることに繋がりました。
もし、あなたが「将来の自分の姿」をイメージして就職活動されているなら、是非当社の代表や採用担当と面談してみてください。きっと、見えてくるものがあるはずです。
そして、自分自身の将来の展望を考えながら、興味ある分野でやりがいを見つけられるよう、様々な情報のアンテナを張って就職活動を頑張ってください。
INTERVIEW
先輩社員インタビュー02
人を大切にする環境で
仕事できる喜びが
テクノにはあります
社員/2011年入社 高尾 俊介
現在の業務内容は?
- モーションコントローラのソフトウェア開発・設計・専用化
- お客様へのフォロー(仕様打ち合わせや納品後のサポート)
- 製品の納品業務(お客様向けソフトの最終設定など)
- 装置の立ち上げ支援、技術移管(現地出張サポート)
いろいろ業務内容はありますが、業務時間は8割方「モーションコントローラのソフトウェア開発・設計・専用化」です。
つまりほとんどの業務時間を、プログラミングや設計資料の作成に費やしています。
入社のきっかけ・決め手は?
テクノへの入社を決断するのに、大きく2つの理由がありました。
一つは、加工機やロボット等、実際にモノが動く開発に携われる仕事ができそうだったことです。
私は、大学・大学院では機械制御を専攻していましたが、卒業後前職で約8年業務システム開発に携わっていました。
前職の在職時に、技術者として本当に作りたいものは何かを真剣に考え、コンピュータ上のデータ処理や画面表示のシステム開発より、
実際にモノを動かす仕組みが作りたいと考えました。
そして、転職を検討した時に縁があってテクノに出会い、自分の望む仕事ができそうだと感じたことが、入社の理由の一つです。
あと、もう一つの理由は、転職活動中にテクノの経営陣の方々や先輩社員と話した時に、家族を大事にする姿勢を感じたことです。
入社前と入社後で感じたギャップは?
想像以上に、家族の時間を大事にする傾向が強いということです。
経営者自ら、必要に応じて家族の事情を優先してらっしゃいます。
もちろん、設計・開発が主な業務なので、勤務時間は長くなりがちです。
品質や納期を守るために、自分の作業工程をしっかりと管理しなければなりません。
それでも、家族が体調を崩したり、子供の学校の行事があったり、等々の場合には、
家族の事情を優先して、会社を休みやすい雰囲気があります。
会社でしっかりとした仕事に臨めるのは家族の支えがあってこそです。
それゆえ、家族を大事にするのは当然という考えが会社に根付いています。
仕事でのエピソードを教えてください
以前、ある協力会社の展示会のデモ装置作りを私がサポートしました。
その協力会社の方が、テクノのコントローラを使ったデモ機とデモソフトを作成されたのですが、
どうもデモ機の動きがぎこちなくてうまく動きません。
そこで、私があるパラメータを調整したところ、見違えるようにスムーズに動くようになりました。
その方には「魔法のようだ」と目を丸くして喜んでいただけました。
自分がモーション制御のプロの技術者として信頼されたことを感じた瞬間でした。
ある日のスケジュール
-
- 8:30
- 出社
-
- 8:30~9:00
- ミーティング
-
- 9:00~12:00
- 顧客メール対応、
開発業務
-
- 12:00~13:00
- ランチ
-
- 13:00~14:00
- 開発業務
-
- 14:00~16:30
- 納品業務
-
- 16:30~17:30
- 開発業務
-
- 17:30~22:00
- クライアント依頼にて
突発的緊急対応
※翌日の業務確認を行い帰宅
テクノへの就職をご検討の方へ
技術者は、結局何かを「作る人」だと考えています。
なので技術者が作るものは、「好きなもの」「作りたいもの」であれば、仕事が楽しく充実します。
私は、テクノのコントローラの精密・緻密なモーション制御が、日本のモノづくりの一端を担っていると自負しています。
そこに自分が携わっていることにプライドを感じています。
そして、テクノの製品の設計・開発にやりがいや喜びを日々感じています。
私は、「テクノの製品やサービスを一緒に作りあげていきたい」と感じている人と一緒に働きたいです。