接線制御(法線制御)機能


カッティングのモーション制御の場合、X/Y軌跡の方向に常に刃先を向ける必要があります。
接線制御により回転軸であるZ軸(第3軸)が、X/Y軸の合成移動方向に自動的に回転動作します。
また、設定によってはX/Y軌跡に対して、法線方向にZ軸(ヘッド)を保つこともできます。溶接トーチの法線制御などに応用できます。
運転プログラム(テクノコード/Gコード)で使う方法とDLL経由でPCソフトのコマンドで使用する方法があります。
オープンモーションコントローラは、各々の用途向けのモーション制御機能を完成形で提供します。


1.接線制御(法線制御)用のプログラムコード
                      (Gコード/テクノコード)


Gコード/ テクノコード  
G111/STND               接線制御(法線制御)無効 ※1
G110/STNE               接線制御(法線制御)有効 ※1
G112(P□□)/TURN(TIM□□)   Z軸回転命令 P□□(TIM□□)は、
                         回転後の待ち時間(秒) 0.1〜999.9秒
                                    

※1有効/無効の変更はプログラム終了後も継続します。(手動モードでも有効です。)


接線制御(法線制御)のモーション制御の様子



2.動作プログラム例


接線制御(法線制御)の角部の動作

※3 TURN命令(G112)の前には、ドウエル(G04)を入れることを推奨します。
※4 サーボ系の遅れを考慮して、Waitを入れることができます。




3.LIN命令(X/Y)に対するZ軸(第3軸)のサーボ制御


直線補間(LIN/G01)のX,Yのベクトル方向へZ軸(第3軸)をサーボ制御します。
一般的には、微小直線ベクトルの連続に追従するような動作になります。

接線制御(法線制御)により各軸速度の様子



4.ジョグ送り(手動送り)の時にも接線制御します。

モーションコントローラの自動モードでは、あらかじめXYベクトルを計算してZ軸サーボの指令を作っておく方法も可能である。しかし、手動運転ではモーションコントローラに内在させた自律的方法が必須です。





5.接線制御の有効/無効


有効  G110/STNE命令で接線制御有効(モーダル)となり、それ以降のX/Y動作
     に対してZ軸を自動追従させます。

無効  G111/STND命令で接線制御無効となります。




6.TURN命令(G112)


直角に折れ曲がるようなカドの部分では、TURN命令を使います。



7.関連するサーボ制御パラメータ





8.接線制御(法線制御)に関連するROM SW設定



θ軸(第3軸)のROM SW

メカ機構一周パルス
 θ軸が360°(一回転)するパルス量

指令極性
 X/Yベクトルとθ軸の+/-方向の関係
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